> 犬にぶどうは危険!獣医が認めるぶどうの危険性と食べた時の対処法

犬がぶどうを食べたら危険!ぶどうが犬に良くない理由

犬 ぶどう

ぶどうは人気の高い果物の一つで種類も多く、みずみずしい美味しさが魅力です。

 

また、栄養もあり人にとっては健康に良い果物ですが、犬の場合は中毒の危険性があるために、ぶどうは犬に食べさせてはいけないものの一つとして覚えておきましょう。

 

それでは、犬がぶどうを食べてはいけない理由について詳しくご紹介します。

 

犬がぶどうを食べてはいけない理由

ぶどうは犬にとって中毒性があり、危険性の高い果物ですが、実はまだ原因が特定されていません。

 

重金属汚染や農薬、殺虫剤、またカビ毒などによる汚染が原因ではないかという考えもありますが、ぶどうの皮の部分に中毒性のある成分が含まれているのではないかともいわれています。

 

このように原因が特定されていませんが、犬がぶどうを食べて中毒症状を起こしたという例がありますので、犬にはぶどうを食べさせないようにしてください。

 

犬が食べたら危険なぶどうの量は?

では、犬がどの程度のぶどうを食べると中毒症状を引き起こすのでしょうか。

 

これは犬の大きさ・体重など個体にもよりますが、生のブドウの場合は体重1㎏の犬で30g程度、体重5㎏の犬ですと、ぶどう150g程度といわれています。

 

ぶどうは様々な種類がありますが、巨峰は1粒の重さが15~21g程あり、1房ですと400~450g程度です。
デラウェアは1粒の重さが2g前後で、1房は150g前後です。

 

もし、体重1㎏の犬が巨峰を1~2粒食べてしまうと中毒を起こす可能性が高くなります。

 

また、体重5㎏の犬がデラウェアを1房食べてしまった場合も中毒を引き起こす可能性がありますので、ご注意ください。

 

犬がぶどうを食べることで引き起こされる症状

もし、ぶどう中毒になってしまった場合、犬がぶどうを食べてしまってから、2時間から3時間程で以下のような症状が現れます。

 

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲減退
  • ぐったりする
  • 元気がない

 

また、犬がぶどうを食べて急性腎不全を引き起こしたという例もあります。

 

急性腎不全は、腎機能が急激に低下しますので尿が出なくなり、体の中の老廃物を出すことができなくなります。
そのため、高血圧、だるさ、すぐに疲れる、といった症状も起こります。

 

そして、急性腎不全は、数時間から数日といった短い期間で急激に悪化することも特徴です。

 

急性腎不全が疑われる場合には早急に動物病院での適切な治療が必要となり、もし、対処が遅れると命に関わることも考えられますので、どのような症状が引き起こされるのかを把握しておくといいでしょう。

 

急性腎不全の症状
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 尿の量が減少、または尿が出ない
  • 腎臓の痛みによって背中が丸くなる など

 

また急性腎不全の初期段階は症状があまり出ない事がありますが、急性腎不全が引き起こされた時点ですでに、腎臓機能の75%以上が失われている深刻な状態です。

 

また、急性腎不全を引き起こし、少し時間が経過すると以下などの症状へ変化が起こります。

 

  • 水を多量に飲む
  • 排尿頻度が増える
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 深刻になると痙攣、昏睡状態となる

 

このように深刻な状態となりますので愛犬がぶどうを食べてしまった場合、急性腎不全の可能性を考慮しておくことも大切です。

 

犬がぶどうを食べてしまった時の対処法

ご自宅で愛犬がぶどうを食べてしまったら、まず飼い主さんが慌てずに対処することも重要なポイントです。
では、犬がぶどうを食べた時の対処法をご説明します。

 

動物病院へ連れていく・相談する

もし、愛犬が致死量に満たない少量のぶどうを食べたけれども、まだ中毒症状は出ていない場合には、念のため、動物病院へ連絡、獣医師さんへ相談をしましょう。

 

ぶどうを食べてから中毒症状が現れるまでに2時間から3時間ほどの時間がありますが、まず食べてしまったぶどうを吐き出させるという対処をする場合もあります。

 

また、致死量を超える大量のぶどうを食べた場合には、まだ症状が出ていなくてもすぐに動物病院へ連れていってください。

 

急性腎不全を引き起こす可能性もありますので、出来るだけ早く処置をしてもらいましょう。

 

動物病院では、いつ、どの程度の量のぶどうを食べたのかなどの詳細を獣医師さんへ伝えることで、治療の判断材料にもなります。

 

動物病院ではどんな治療をするの?

犬が中毒症状を引き起こす量のぶどうを食べた場合、動物病院ではまず食べたぶどうを吐き出させてから、胃洗浄を行い、吸着剤となる活性炭や下剤を投与、食べたぶどうをできるだけ体から出すように処置をします。

 

もし、急性腎不全を引き起こしている場合は、早急な治療が必要となります。

 

まず症状を緩和させる治療を優先して行います。
治療には入院をして、栄養補給、点滴治療、輸液、血液透析、ホルモン剤投与、腹膜灌流(ふくまくかんりゅう)といった処置があります。

 

動物病院で食べたものを吐き出させる催吐処置をした場合、15,000円から20,000円程度の治療費、急性腎不全での検査や入院、その他の処置をした場合には80,000円から100,000円程度の治療費がかかるようです。

 

治療費につきましては、実際の検査や治療方法、また病院によっても異なりますので、目安としてお考え下さい。

 

ぶどう以外に食べてはいけないもの

それでは、ぶどうを材料として使われている食品について、犬が食べてはいけないものをご説明します。

 

ぶどうを乾燥させているレーズンは、ぶどうの成分が凝縮されています。

 

そのため、生のままのぶどうよりも中毒性が高いと考えられ、犬の体重1㎏あたり10g~30gほどが致死量になるといわれています。
レーズンは、1粒あたり約0.6g程度が目安となります。

 

また、レーズンを使ったクッキーやパン、ぶどうの果肉や果汁の入ったヨーグルトなども与えないようにして、もし誤って食べてしまったら致死量を超えてないかを確認し、動物病院へ連絡・相談、また動物病院へ連れていくなどの対処をしましょう。

 

ぶどうジュース、ワインも飲ませないように注意が必要です。

 

そして、ぶどうに形や色が似ているブルーベリーも食べさせてはいけないと思われがちです。
しかし、ブルーベリーはツツジ科の植物で、ぶどうとは異なりますのでアレルギーなどがなければ特に犬が食べても問題ありません。

 

ブルーベリーはビタミンEとCが豊富で、アントシアニンも含まれていますので抗酸化作用があり、目にも良いとされています。
ただ、消化があまり良くありませんので、与える際にはすり潰すなどの工夫をするいいでしょう。

 

ぶどう以外に犬に与えてはいけない食べ物には、以下のもの等があります。
いずれも人が食べた場合には特に問題はないのですが、犬にとっては中毒性が高くなりますので、与えないようにしましょう。

 

もし、誤飲をした場合には動物病院へ連絡する、または動物病院へ連れていくなどの対処をしましょう。

 

プルーン

カリウムが多く、高カリウム血症を引き起こす可能性があります。

 

チョコレート

カカオに含まれるテオブロミンという成分が中枢神経・心臓へ作用し中毒症状を引き起こします。

 

玉ねぎ

玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルフィドが原因となり、貧血を引き起こします。

 

アボカド

アボカドの果肉、葉、種などに含まれるペルジンという成分が下痢や嘔吐を引き起こします。

 

キシリトール

血糖値を低下させるため、低血糖状態になり意識がなくなります。

 

マカダミアナッツ

原因は特定されていませんが、摂取することで嘔吐や震え、脱力感、腹痛などの中毒症状が引き起こされます。

 

まとめ

まだ、原因は特定されていませんが、犬にとってぶどうは中毒性があり、急性腎不全を引き起こす可能性もある危険な食べ物といえますので、犬にぶどうは与えないようにしましょう。

 

また、体の小さい小型犬は大型犬・中型犬と比べ、中毒を引き起こす危険性が高くなります。

 

そして、誤飲が起こらないように犬が食べてはいけないものは、犬の届かない場所に置いておくなど、普段から予防しておくことも重要です。

 

犬が食べてはいけないものを飼い主さんが、しっかりと把握しておき、万が一の際にも行きつけの動物病院の連絡先がすぐにわかるようにしておくこと、また夜間にも対応してもらえるかどうかの確認、そして万が一のことを考え、別の夜間対応可能な動物病院を探しておくことも大切です。

 

飼い主さんのちょっとした気遣いから犬の誤飲を予防することができ、万が一の際にも冷静に対応することができます。

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