> シニア犬用ドッグフードの選び方-老犬(高齢犬)におすすめドッグフードはコレ!

シニア犬って何歳から?

ドッグフード シニア

人間に新生児期から老年期があるように犬にも幼犬から高齢犬までのライフステージがあり、高齢犬になるとシニア犬と呼ばれるようになります。

 

犬の成長は人間のスピードよりも早いのですが、小型犬、中型犬、大型犬で成長スピードが異なります。
小型犬と中型犬は、11歳(人間で60歳)ほどでシニア犬になり、大型犬は8歳(人間で60歳)を過ぎればシニア犬になります。

 

シニア犬になると足腰が弱り、トイレのトラブルも増え、毛も薄くなるなど人間が年を取るように身体が変化していきます。
そのため、体の変化に合わせたドッグ―フードを与え、健康を維持していかなくてはなりません。

 

シニア犬用のドッグフードって何が違うの?

シニア犬になると、体の衰えや病気の事を考えたフード選びが必要になりますが、シニア犬用のドッグフードは一般的なフードと何が違うのでしょうか?

 

一番の違いは、他のフードに比べてカロリーが低い点です。
シニア犬になると、基礎代謝が落ちるだけでなく足腰が弱り運動量が必然的に減るので、必要カロリーは少なくなります。

 

もし、高カロリーのフードを食べ続けていると、肥満症のリスクが大きくなるのです。
また、内臓疾患の予防のために塩分などの添加物やリンを抑えた栄養配分になっているほか、関節を強く保つためにグルコサミンやコンドロイチンを配合しているフードも販売されています。

 

シニア犬用のドッグフードを選ぶポイント

高タンパク質・低炭水化物・低脂肪であること

シニア犬用のドッグフードを選ぶ時のポイントは、高タンパク質・低炭水化物・低脂肪であることが重要です。
まず、タンパク質は肉食動物の身体の維持には必要不可欠な栄養素であり、それはシニア犬も同様です。

 

必要なタンパク質が不足すると、不足分を補うために筋肉を分解してタンパク質を吸収するので、筋肉量が減って基礎代謝が低下する上、痩せて免疫力も低下します。
つまり、筋肉量や免疫力の低下によって、運動が困難になったり、病気にかかりやすくなる可能性があるのです。

 

このような状態にならないためにも、シニア犬のドッグフードは動物性タンパク質が25%以上含まれている商品を選ぶことが大切です。
また、高品質なたんぱく質が含まれているかどうかも確認しておくべきでしょう。
「○○ミート」など粗悪な原材料が含まれていては、十分にタンパク質を摂取できても体に悪影響を与えることになります。

 

パッケージに記載されている原材料表記は、使用料が多い順に記載されているので、原材料表記の最初の2つが肉類であるとタンパク質が多く含まれている証拠になります。
逆に炭水化物が多く入っていると、犬の消化吸収を阻害してしまいます。

 

腸などの内臓機能が衰えるシニア犬には、炭水化物の含有量が少ないフードであることが必要です。
また、カロリー消費が衰えるシニア犬がカロリー過多にならないように低脂肪のフードを選びましょう。

 

なお、脂質は12~19%が理想です。
糖質はそのまま脂質として蓄積してしまいますし、高齢犬は基礎代謝が低下しているため脂肪が燃焼されにくいので、脂質もしっかりとチェックしてドッグフードを選びましょう。

 

グレインフリーであること

グルテンフリーとは、穀物を使用していないことです。
穀物は、もともと肉食動物である犬には必要ないものですが、フードの量を増やすためにメーカーが入れている場合があります。

 

犬の消化器官は穀物を消化する力が弱いため、穀物の入ったドッグフードを食べると腸に負担がかかり、アレルギーを引き起こす原因になるのです。
シニア犬になると、腸の働きが弱くなりその反応が顕著に表れるため、フードには消化吸収に優しいグルテンフリーを選ぶことをおすすめします。

 

なお、米類はアレルギーを起こしにくいため、使用されたフードを与えてもOKです。

 

危険な原材料や添加物が使われていないこと

ドッグフードは食品ではなく、雑貨に分類されていることをご存知でしたか?

 

そのため、原材料や添加物などの安全基準が厳格に定められておらず、フードによっては「○○ミート」や「動物性油脂」など何かわからない原材料が使われていることがあります。
そういった原材料には、病気になった動物やその死骸が使用されている可能性があるので、ドッグフードの原材料はきちんとチェックしたいものです。

 

また、保存料や酸化防止剤のBHA・BHT・エトキシキンなどの添加物も使用されていることがあります。
BHA・BHT・エトキシキンは、合計で150ppm以下の使用が許可されていますが、ドッグフードとなると大幅に基準を超える量を使用していることもあるので注意が必要です。
そのため、できるだけ原材料は新鮮な肉を使用し、無添加のフードを選んであげることが大切です。

 

グルコサミンやコンドロイチンが配合されていること

人間も年を取るにつれ、関節がスムーズに動かなくなりますが、これは犬も同様です。
関節にある軟骨は、加齢によりすり減ってしまい動きが鈍くなってしまうのです。

 

そのため、関節をサポートするグルコサミンやコンドロイチンが配合されているフードがシニア犬にはおすすめです。
グルコサミンは、軟骨を生成・修復する働きがあり、コンドロイチンは軟骨の水分をキープしてクッション性を高めてくれます。

 

犬は本来野生の動物であり、年をとっても運動をさせることは忘れてはなりません。
食欲を満たすだけでなく、このように機能性があるフードを与えることが、シニア犬の健康を維持するために大切なことなのです。

 

関節の健康維持のためには、原材料に魚を使っているドッグフードを選ぶと良いでしょう。
なぜなら、魚にはグルコサミンやコンドロイチンが豊富だからです。

 

また、魚の油にはDHAやEPAも含まれます。
DHAには認知予防効果、EPAには抗炎症作用が期待でき、高齢犬はぜひ摂取しておきたい成分です。

 

シニア犬におすすめ!ドッグフードランキング

ドッグフード シニア

粗タンパク質38%以上!オリジン

「オリジン(1袋・1,269円~22,680円 量により値段が変更)」は、新鮮な肉とフルーツ・野菜で作られた、生物学的に適正なドッグフードです。
必要な粗タンパク質を38%以上含んでおり、良質な肉を使用しているために油分の添加が必要ないので脂質も少なく、有害な添加物は無添加です。

 

また、含まれる穀物は0%とグルテンフリーで、腸が弱っているシニア犬でも負担なく食べられます。
さらに、原材料は全て人間が口にすることができるヒューマングレードであることをカナダ政府が認定しており、安全性においても申し分ないフードです。

 

グレインフリーで無添加!カナガン

トウモロコシや小麦粉などの穀物は、肉食動物である犬にとって本来不必要な存在です。

 

肉食であるため、肉を消化することには長けていますが、穀物を消化する機能は非常に弱く、たとえアレルギーがなくても継続して食べていると腸がダメージを受けてしまいます。
「カナガン(1袋・2㎏・3,960円)」は、チキンの生・乾燥肉を中心にサツマイモや海藻、ハーブを配合して、全犬種、全ライフステージの犬が食べることができます。

 

もちろん、犬に不必要な穀物は一切不使用のグルテンフリーで、消化しやすいフードです。
また、危険な合成添加物は無添加で、より自然に近い形で犬の食事を実現しています。

 

ダイエット用におすすめ!ホリスティックブレンド

エネルギー消費が成犬に比べて落ちてしまうシニア犬は、どうしても肥満症になってしまう傾向があります。
「ちょっと太って来たかな?」「ダイエットが必要になった」そんな時は、「ホリティクスブレンド(1袋・1.36㎏・3,024円)」がおすすめです。

 

タラ、シタビラメ、ヒラメ、ワイルドサーモンなどの魚類を主タンパク源にした「マリン5フィッシュブレンド」や、七面鳥やサーモンを使った「ターキー&サーモン」、放し飼いの食用鳥肉を使用した「チキン・ライス&ベジタブル」の全3種類あり、すべてグルテンフリー、添加物無添加です。
良質な肉や魚を使用しているため、脂質か少なくダイエットに向いているフードです。

 

飼い主さんは何を選んでる?シニア犬用ドッグフードの口コミ・評判

高タンパク質のモグワンをあげてます!

フレンチブルドッグを飼っているのですが、高齢のせいか太り始め、高タンパクのモグワンを与えるようになりました。
モグワンは、新鮮なチキン生肉や生サーモンなどで作られていて、肉原材料が約50%も含まれているドッグフードです。
うちの子は偏食気味で、今まで何度もドッグフードを変えていたこともあり、食べてくれるか心配でしたが今までで一番の食いつきで安心しました。

 

年齢:30代
性別:女性
評価(5点満点):★★★★

 

カナガン!無添加・全犬種全年齢対応なので安心です

トイプードルを飼っているのですが、年齢が10歳になったので、健康を考えた食事を与えようとカナガンに変えました。
シニア用のドッグフードを与えたいと思っていたのですが、色々なメーカーからシニア用が販売されていて、どれがいいのかと迷っていました。
そんな時に見つけたのがカナガンで、全犬種全年齢対応なら問題ないと思い選びました。
カナガンの原材料はヒューマングレード、グレインフリーで品質が高く、とても食いつきが良いので、もっと早く試せばよかったと思っています。

 

年齢:40代
性別:女性
評価(5点満点):★★★★

 

アランズナチュラルドッグフードがおすすめ

私は、以前から2匹のミニチュアダックスフンドにアランズナチュラルドッグフードを与えています。
このドッグフードが気に入っている点が、原材料が少ないことと、高タンパクであることです。
ドッグフードの多くは様々な原材料で作られ、何が入っているのかよく分からないものも多いです。
しかし、アランズナチュラルドッグフードの原材料は10種類ほどです。
また、生ラム肉が55%以上も含まれているので、犬本来の食事ができると思い与えています。
若い頃から与えているせいか、7歳になる今でもとても元気で、いつも家族みんなで楽しい時間を過ごせています。

 

年齢:40代
性別:女性
評価(5点満点):★★★★

 

シニア犬へのドッグフードの与え方

シニア犬になると、若いころと比べて太りやすくなり、噛む力が衰えて胃腸の消化力が弱まります。
そのため、肥満防止のために体重に合った量を与えて、適正体重をキープしていかなくてはなりません。

 

また、フードを水やぬるま湯で柔らかくしたり、噛みやすい小粒のフードに切り替えることも大切です。
食欲が落ちているようなら、電子レンジやドライヤーで人肌程度温めてあげると匂いが強くなり食いつきがよくなります。
ドライタイプを食べさせているなら、ウェットタイプにするなど食感を変えてみるのもおすすめです。

 

その他には、1回の食事量を減らし、回数を増やすなどの工夫も必要でしょう。
食事の回数は1日2回が基本ですが、食べる力の衰えたシニア犬の場合は、少量を1日3回~4回に分けて与えても良いかもしれません。

 

どうしても愛犬がドッグフードを食べない時の対処法はこちらへ。

愛犬におすすめのドッグフードは「モグワン」

モグワンドッグフード

愛犬の健康に良いドッグフードをお探しなら「モグワンドッグフード」がおすすめです。

モグワンドッグフードは、犬の健康と食いつきを考えて作られています。
人工添加物不使用なのはもちろん、グレインフリー(穀物不使用)で、ヒューマングレード(人が食べても大丈夫な品質)の材料を使って作られているため、ドッグフードによって犬の健康を害する心配はありません。

さらに、食いつきの良さにも飼い主さん達から定評があります。
モグワンに変えてから食いつきがよくなった、ご飯タイムになるとすごく喜ぶようになった、といった口コミも多いです。
犬にとっておいしいドッグフードだということですね!

もし今ドッグフードにお悩みなら、犬にも飼い主にも嬉しい「モグワンドッグフード」を是非一度お試しください。

モグワン公式サイトはこちら