> 犬にバナナをあげる前に!専門家が勧める安全な与え方と3つの注意点

犬はバナナを食べても問題ない?バナナのメリット・デメリットとは?

犬 バナナ

バナナはスーパーなどで気軽に購入でき、スポーツ選手もエネルギー補給にバナナを食べる方が多いほど、健康にも良いといわれている果物です。

 

では、犬はバナナを食べても問題ないのでしょうか?
またバナナを食べることのメリットとデメリットについてもご説明します。

 

犬にバナナを与えても大丈夫

犬にバナナを与えても特に問題はありません。
ただ、アレルギーがある場合は避けてください。

 

また、カロリーを考えてバナナはおやつとして与える程度にし、バナナを与えた分は食事量を減らすなどの配慮をしておきましょう。

 

そして、すべての犬がバナナを喜んで食べるわけではなく、バナナのやわらかい食感が苦手だったり、単純にバナナの味が嫌いな犬もいます。

 

そのため、バナナは健康にとてもいい果物ですが、犬に必ず与えなければいけないというものでもありません。

 

バナナのメリット

では、バナナのメリットをご説明しましょう。
バナナには以下のような栄養が豊富に含まれています。

 

3種類の糖質(単糖類、少糖類、多糖類)

エネルギー補給の即効性と持続性がある。

 

食物繊維(レジスタントスターチとフラクトオリゴ糖)

善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす。整腸作用がある。

 

カリウム

血圧を下げる効果がある。体に溜まっている塩分を排出する。

 

マグネシウム

血圧を調整する働きがある。骨の主な構成成分である。

 

ビタミンB群(B1・B2・B6)

食欲増進、細胞の再生を促進、動脈硬化予防に効果がある。

 

ポリフェノール

熟したバナナほど多く含まれている。強い抗酸化作用で活性酸素を除去。

 

トリプトファン(=セロトニン)

神経を落ち着かせる効果があり睡眠を促したり、情緒を安定させたりする効果がある。

 

このように多くの栄養が含まれ、精神の安定にも効果のあるバナナは、定期的に適量を愛犬に与えるといいでしょう。

 

もちろん、バナナは飼い主さんにもメリットが多いので愛犬と一緒のおやつタイムにもぴったりです。

 

バナナのデメリット

バナナにはメリットがとても多いのですが、デメリットもあります。

 

バナナの糖質はメロンやイチゴ、リンゴよりも多く、カロリーも高めですので、与え過ぎると肥満の原因にもなります。
愛犬にバナナを与える場合には適量を心がけましょう。

 

そして、バナナなどの果物にアレルギーを持つ犬もいますので、もし、バナナにアレルギーを持っている場合には与えないように気を付けてください。

 

バナナのカロリーや糖質、アレルギーについては、後で詳しくご説明いたします。

 

愛犬にバナナを与える際に注意したいこと

バナナを愛犬に与える際にはいくつか注意しておきたいこともあります。
それでは注意点について詳しくご説明いたします。

 

肥満になる事もあるので与え過ぎない

前述の通りバナナは糖質、カロリーが高めです。
バナナ1本分でお茶碗1/2杯分のカロリー(86kcalほど)がありますので、体の大きさにもよりますがほとんどの犬の場合、このカロリーの量は多いと考えられます。

 

また糖質に関しても他の果物に比べて高めとなっていますので、バナナを与え過ぎると肥満の原因となってしまいます。

 

以下は1日に犬に与えてもいいバナナの適量を体重ごとに示しています。
※健康体の成犬で他におやつを与えない場合。

犬の体重

バナナの量

1㎏

6g

3㎏

15g

5㎏

22g

10㎏

37g

15㎏

48g

20㎏

62g

30㎏

80g

103g

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/470080/photo/1439355/

 

体重40㎏でバナナ1本分程度とお考え下さい。
体重1㎏小型犬は1㎝程度の輪切りバナナが適量となります。

 

バナナは小さくカットして与える

犬は噛まずに飲み込んでしまうことが多くあるため、のどに詰まらせてしまうことがあります。
愛犬にバナナを与える際には小さくカット、またはスライスして与えてください。

 

犬の場合、小さなおやつでも何回かに分けてもらうと喜びが増しますので、喉に詰まらせないだけでなく、愛犬に喜んでもらうこともできます。

 

またバナナは体を冷やすという効果もありますので、犬の場合は常温、または電子レンジなどで少し温めたバナナを与えると体・胃腸にもやさしくなります。

 

バナナジュースには気を付ける

通常、バナナジュースは牛乳を加えて作りますが、犬に与える場合には注意が必要です。

 

実は牛乳に含まれる乳糖(にゅうとう)という成分が下痢を引き起こす可能性があり、また、牛乳に含まれるタンパク質がアレルギーの原因となってしまうこともあります。

 

もし、ご家庭でバナナジュースを作る際には牛乳ではなく、犬用ミルクや豆乳、ヤギミルクを使用するといいでしょう。

 

いずれも愛犬がアレルギーを持っていない場合を前提としていますので、初めて愛犬に犬用ミルクや豆乳、ヤギミルクを与える場合には、ごく少量を与えて様子をみてください。

 

犬がバナナを食べて体調不良になることはある?

栄養豊富で健康に良いバナナですが、犬によってはバナナを食べて体調を悪くしてしまうこともあります。

 

体調不良を引き起こした場合には、動物病院で獣医師の診断・治療を受けることをおすすめしますが、どのような症状があるのでしょうか。

 

ここからはバナナを食べて起こる症状についてご説明します。

 

犬にバナナを与え過ぎると下痢や嘔吐を引き起こすかも

バナナには食物繊維が豊富に含まれていますので、整腸作用がありますが、食べ過ぎてしまうとお腹を壊してしまい、下痢を引き起こす原因となります。

 

またカリウムも多く含まれていますので、バナナを食べ過ぎることで「高カリウム血症」を引き起こす可能性もあります。

 

高カリウム血症の症状としては、筋力の低下、四肢のしびれ、吐き気、また不整脈があります。

 

そして、臓器疾患により引き起こされることも考えられますので、腎臓病や心臓病、肝不全などがある犬の場合はバナナを与えないようにしてください。

 

そして、膀胱炎の一種である尿路結石の中でも多いストルバイト結晶は、マグネシウムなどが結晶化し、そして結石となりますのでバナナに含まれているマグネシウムが原因で発症する可能性もあります。

 

そのため、以前にストルバイト結晶の診断を受けたことがある場合は、バナナを与えないようにしましょう。

 

ストルバイト結晶の症状には、尿をした後に痛がる、尿が出ない、お腹が膨れているなどがありますが、その他にも食欲不振や嘔吐といった症状も見られます。

 

果物アレルギーがあれば与えない

バナナにアレルギーを持つ犬もいます。

 

アレルギーの症状としては、湿疹や発疹、皮膚の痒み・腫れ、軟便・下痢、嘔吐などがあり、バナナを食べた後にこのような症状や体調不良が起こった場合には、動物病院を受診、アレルギー検査を受けるといいでしょう。

 

バナナに限らず初めて愛犬に果物などを食べさせる場合には、ほんの少しだけを与えてみてアレルギー症状が出ないか様子を観察してください。

 

バナナの皮は犬が食べてもいいの?

バナナの皮はやはり硬くて消化に良くないので、愛犬に与える際には皮をむいて与えてください。
また、バナナは常温保存が多いため、テーブルなどに置いていたら愛犬が誤ってバナナを皮ごと食べてしまったということもあるでしょう。

 

バナナの皮を食べてしまうと下痢や嘔吐の原因となり、のどに詰まらせて呼吸困難になったり、腸に詰まらせ腸閉塞(ちょうへいそく)になったりすることが考えられます。

 

また、皮には農薬などが含まれている可能性もありますので、犬がバナナの皮を食べてしまったら、動物病院で獣医師さんに相談されることをおすすめします。

 

バナナを使った犬のおやつ簡単レシピ

こちらでは簡単にできるバナナを使ったおやつのレシピを3つご紹介いたします。
愛犬のおやつタイムにぜひ試してみて下さい。

 

バナナチップス

切って焼くだけのとても簡単なレシピです。

 

材料

大きめのバナナ2本

 

作り方

  1. バナナの皮をむく
  2. バナナを3ミリ程度の斜め薄切りにする
  3. 網にオーブンペーパーを敷いてバナナを重ならないように並べる
  4. 130度のオーブンで25分から30分焼いて水分を飛ばす
  5. こんがりと色が付いたらオーブンに入れたまま冷ます
  6. 冷めたら取り出して完成

出典:https://cookpad.com/recipe/1756402

 

バナナパンケーキ

米粉を使用していますので、小麦にアレルギーを持つ愛犬におすすめです。

 

材料

米粉 100g、無調整豆乳 150g、バナナ120g、オリーブオイル(焼くときに使用)

 

作り方

  1. 米粉をふるう
  2. 米粉に豆乳を加え、泡だて器などでダマがなくなるまでよく混ぜる
  3. バナナは3ミリほどの角切りにし、2に加えゴムベラでさっくりと混ぜる
  4. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、3の生地を10センチ位の円形になるよう流し入れる
  5. 中火から弱火で3分焼き、表面がぷつぷつしたらひっくり返して生地を押さえながら2分焼く
  6. 再度、生地をひっくり返して1分焼く
  7. 中まで火が通っていれば取り出し、荒熱が取れたら完成

出典:https://cookpad.com/recipe/4214486

 

バナナクッキー

小麦粉を使用していますので、小麦アレルギーがある場合には避けてください。

 

材料

完熟バナナ2本、小麦粉200g、オリーブオイル大さじ1

 

作り方

  1. バナナの皮をむき、フォークなどでつぶしておく
  2. 1のバナナに小麦粉、オリーブオイルを加えてまぜる
  3. 2の生地をまとめてラップで包み、冷蔵庫で30分程度寝かしておく
  4. 3を麺棒などでのばし、適度な大きさに切る
  5. 切った生地を天板に並べて、余熱なしの160℃のオーブンで35分焼く
  6. オーブンの中で冷まして完成

出典:https://cookpad.com/recipe/4548348

 

犬に与えてはいけない果物

次に犬が食べてはいけない果物をご紹介します。
もし、誤って愛犬がこれらの果物を食べてしまった場合には、動物病院へ連れていくことをおすすめします。

 

葡萄・レーズン
原因

原因となる物質はまだわかっていません。

 

症状

食べてから24時間以内に嘔吐や食欲不振、下痢などの症状がみられ、急性腎不全を起こす場合もあります。

 

アボカド
原因

ペルシンというアボカドの種と果実に含まれる成分が原因となります。

 

症状

嘔吐、下痢、呼吸困難がみられます。

 

いちじく
原因

いちじくの葉や皮に含まれるソラレン、フィシンという毒性の物質が原因です。

 

症状

嘔吐、よだれが大量に出る、口の中に炎症を起こすなどの症状がみられます。

 

プルーン
原因

プルーンの種、茎、葉に毒性の物質が含まれています。乾燥させることで毒性が強くなります。

 

症状

ショック症状、呼吸困難などの症状、またカリウム血症を起こす可能性もありますので、嘔吐、下痢などの症状がみられることがあります。

 

ざくろ
原因

ざくろの樹皮、根皮には毒性の物質が含まれています。

 

症状

過剰摂取により、下痢、嘔吐、消化器障害を引き起こします。

 

レモン
原因

レモンの皮に中毒性の物質が含まれており、また消化によくありません。

 

症状

レモンの皮を食べることで嘔吐、下痢といった症状みられます。

 

グレープフルーツ
原因

グレープフルーツの皮に中毒性の物質が含まれています。

 

症状

グレープフルーツの皮を食べることで嘔吐、下痢といった症状がみられます。

 

ドライフルーツ
原因

乾燥させることで食物繊維などの成分が凝縮され、糖分も多くなります。

 

症状

下痢や軟便の症状がみられます。

 

すだち
原因

すだちの種、皮に神経障害・消化器系障害の原因物質が含まれています。

 

症状

神経障害・消化器系障害嘔吐、食欲不振、下痢などの消化器系障害症状がみられます。

 

まとめ

バナナには栄養が豊富に含まれており、犬に与えても良い果物の一つです。
ただ、糖質とカロリーが高めですので肥満にならないように気を付けてあげてください。

 

また、バナナを食べて体調不良やアレルギーなどの症状があれば、愛犬に与えないようにしましょう。

 

バナナは人にとっても犬にとっても、健康に良い果物ですので、バナナを使った手作りおやつで、ご家族と愛犬のおやつタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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