犬 血便

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> 犬が血便をした!?落ち着いて!血便ができた時に確認点と対処法

犬 血便

ある日突然、愛犬の便に血が混じっていたら、何か病気なのではないかと心配になってしまいますよね。
しかし、愛犬が血便を出した時は、落ち着くことが大切です。
血便には種類があり、種類によって病気や治療法が違うため、便の状態を確認することから始めましょう。

 

 

愛犬が血便をした時にするべき事はコレ!

犬が血便を出したとしても、言葉を話せないので体調の判断が難しいところです。
愛犬が血便を出した時には、具体的に何をすれば良いのでしょうか?

 

便の状態を確認する

愛犬の血便を確認した時は、まず便の状態を確認してください。

 

健康的な便であれば、ティッシュで掴める硬さで、色は茶~濃い茶色です。
緊急時に「普段の便って硬かった?どんな色だった?」と慌てることがないよう、日頃から健康時の便の状態を把握しておきましょう。

 

一方、下痢や軟便になると、ティッシュでは掴めないでしょう。

 

下痢や軟便になるとゼリー状の便が出ることが多いのですが、色が茶~濃い茶色であれば、大きな問題はありません。

 

しかし、便がタール状態であったり、鮮血が混じっている場合、黒色便が出ている場合は注意が必要です。

 

愛犬が下痢をしてしまったら、必ず便の色と形を覚えておきましょう。

 

愛犬の様子を確認する

便の状態を確認したら、次に愛犬の様子を確認しましょう。
愛犬の様子は、血便の原因を診断する上で非常に大きな手掛かりになります。
些細なことでもメモをとっておいてください。

 

愛犬の様子を確認する際は、以下の点に注意しましょう。

 

  • 元気はあるか(元気があっても血便が出る場合はストレスの可能性もある)
  • 食欲はあるか
  • 嘔吐はあるか
  • 震えはあるか
  • いつからその症状があるか
  • 病気の治療中かどうか

 

そもそも便はどうやって出るの?

そもそも便はどのように排出されるのでしょうか?

 

まず、口から入った食べ物は、食道を通過し胃に運ばれます。
胃に運ばれた食べ物は、胃酸で消化され液体となり、小腸へ運ばれます。
小腸は、肝臓や膵臓の力を借りて体に必要な栄養素を吸収する役割を担っています。

 

しかし、食べたもの全てが消化吸収されるわけではありません。
吸収されなかったものは、大腸へ運ばれます。
大腸は、食べ物から吸収した水分と電解質を吸収する役割を担っています。
そして、最後に大腸から直腸へと運ばれ、便として排出されるのです。

 

この過程の中で便に血液が混ざるのですが、特に大腸・直腸・肛門で血液が混ざることが多いようです。

 

血便のタイプ別に原因をチェック!

消化吸収されなかった食べものは便として排出されますが、血便はタイプによって原因、対策が異なります。
まずは便の状態をしっかりと確認しましょう。

 

便の先端に少し血がついている

血便に最も多いタイプです。
ストレスが原因となって腸の粘膜に傷がつき、便が排出される際に血が付着します。
愛犬に食欲があり、下痢や嘔吐も見られないのですが、便の先端に少し血が付着している症状です。

 

対策としては、愛犬のストレス軽減を優先しましょう。

 

便の外側に血がついている

便の外側に血が付着している場合は、大腸の後半や直腸からの出血が疑われます。
また、便が硬いために肛門や直腸、粘膜が傷ついて出血した可能性も考えられます。

 

腫瘍・過敏性大腸炎・突発性大腸炎・肛門周囲瘻・肛門狭窄・炎症・寄生虫などが原因で出血することが多いので、外側に血が付着した便を確認した時は注意が必要です。

 

便の内側と外側に血がついている

便の内側と外側に出血がある場合は、便になる前の段階(小腸や大腸の前半)での出血が考えられます。

 

小腸や大腸の前半部分からの出血は、炎症性腸疾患・腸閉塞・突発性大腸炎・腫瘍・ウイルス感染・寄生虫・誤飲・誤食・出血性胃腸炎・イチゴジャム・子犬・老犬・貧血などが原因で起こることが多いようです。

 

便がタール状で黒っぽい血がついている

便の色がタール状で黒っぽい血が付着している場合は、小腸より上の器官において相当量の出血があると考えられます。
小腸より上の器官からの出血は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃癌などが原因で起こることが多いようです。

 

血便が出た時は動物病院の受診を!

愛犬が血便をした場合は、できるだけ早く動物病院を受診してください。
動物病院へは便の画像、もしくは便そのものを持参すると、診断時に役立ちます。

 

先に説明したように、血便の状態によって出血している器官や原因が異なります。
また、出血の原因によって処方される薬(内服薬や抗生物質など)の種類も異なる他、外科的処置が必要になる可能性もあります。

 

愛犬の血便を確認した時は、「様子を見る」ではなく「早急に受診」を心がけましょう。

 

愛犬の血便予防のために飼い主さんが出来ること

血便は、日々の生活環境や食事内容を見直すだけで予防可能です(確実に予防できるわけではありません)。
では、具体的にどのような点を見直せば良いのでしょうか?

 

食べ物に注意する

誤飲や誤食、食べ物やドッグフードの質、水分の量(便が固い・便秘気味だと水分が少ない・軟便や下痢だと水分が多い)に注意してください。
また、獣医師の指導の下で一時的に療法食へ切り替えても良いでしょう。

 

その他には、愛犬の腸内環境を整えることも重要です。
オリゴ糖や食物繊維が豊富な食べ物を与えたり、ビオフェルミンを与えてください。
ただし、与える量が多いと、軟便や下痢になるリスクが高まるため注意しましょう。

 

ストレスを軽減して消化器官をケアする

犬は寂しさ・退屈・恐怖心・不安からストレスを感じます。
ストレスを感じると、消化器官に影響が出やすいので注意しましょう。

 

日頃から愛犬と遊ぶ時間を増やすこと、定期的に散歩に連れて行くことを意識して、愛犬のストレスを軽減できれば、血便の予防が可能です。
また、消化器官をケアするために乳酸菌を与えると良いでしょう。

 

血便が出た時どうした?飼い主さんの口コミ

血便が起きる原因や対処法を知っていても、実際に血便を目の前にすると、大抵の方が非常に驚かれます。
しかし、焦りは禁物です。

 

ここからは、愛犬の血便に対応した飼い主さんの口コミをご紹介します。
いざという時にパニックに陥ることがないよう、ぜひ参考にしてください。

 

落ち着いて病院へ行きましょう

愛犬が急に血便を出したので、とても焦りました。
「とにかく病院へ!」と思い、急いで動物病院へ連れて行ったのですが、愛犬の状態をよく確認していない上、お財布まで忘れてしまいました。
血便が出てしまっても、まずは落ち着いて状況を確認することが大切だと感じました。

 

年齢:40代
性別:女性
評価(5点満点):★★

 

ストレスが原因?整腸剤と下痢止めで治まりました

元気も食欲もあるのに愛犬が血便を出しました。
病院へ行くと「ストレスが原因」ということで、整腸剤と下痢止めを処方してもらいました。
とても心配でしたが、飲み始めて2日目くらいですっかり元通りの便になりました。
早めに病院に行って良かったです。

 

年齢:30代
性別:女性
評価(5点満点):★★★★

 

まずは動物病院へ!便を持参するといいですよ

愛犬が突然、血便をしてしまい焦りました。
しかも、一度でなく一日に数回あったため、その日のうちに動物病院へ行きました。
前に「便に異常があった時は便を持ってきてくださいね」と言われたことがあったため、一番新しい便と写真を撮って動物病院へ持って行き、すぐに検査をしてもらいました。
便を持参したおかげで、早めに診断してもらえたので良かったです。

 

年齢:40代
性別:男性
評価(5点満点):★★★★

 

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