1.ドッグフードの正しい保存は重要!

スーパーやペット用品店などで買うと、意外に重くて荷物になるペットフード。
今は楽天市場やアマゾンなどのネット通販で購入する人も多いのではないでしょうか。
重いペットフードも玄関まで届けてくれて、ポイントが貯まったりするのでとても便利ですよね。
多くのペットフードやペット用品は、通販で購入すると送料がかかりますが、「○○円送料無料」といったキャンペーンを行っているショップも多く、一度にまとめて購入する人も多いようです。
ただし、ペットフードはワンちゃんの身体を作る大事な食事です。
特に梅雨や夏場には、保存方法に十分注意する必要があります。

 

ドッグフード 保存方法

 

1-1.間違った保存方法が危険な理由

多くのペットフードには、保存料や酸化防止剤などが使用されています。
これらは、フードの栄養バランスを保ったり、カビが生えるのを防いで、フードを長持ちさせてくれます。
保存料や酸化防止剤のおかげで、購入してから余裕をもって食べきれるだけの賞味期限や消費期限が設定されています。
ただし、全く劣化しないというわけではありません。
間違った保存方法によって、ペットフードは栄養バランスが低下したり、美味しくなくなったりします。
また、最悪の場合カビや雑菌が繁殖しそれを食べたワンちゃんが健康を損なうこともあるのです。

 

1-2.保存方法が悪いと体調不良の原因にも

ドッグフードは、その袋を開封した瞬間から酸化が始まります。
開封してから長期間経った酸化してしまったドッグフードは、風味が落ちておいしくなくなってしまい、ワンちゃんの食いつきが悪くなります。
また、嘔吐や下痢を引き起こすなど、体調不良を引き起こす原因にもなることもあります。
ドッグフードには、必須脂肪酸と呼ばれる成分が豊富に含まれています。
これが酸化すると過酸化脂質に変わり、ワンちゃんの身体に悪影響を及ぼすのです。
酸化したドッグフードを食べ続けると、アレルギーやアトピーなどを発症する子も中にはいるのです。

2.ドッグフードを保存に最適な方法

どれだけ美味しいドッグフードも、どれだけ栄養価の高いドッグフードも、酸化してしまったり、カビや雑菌が繁殖してしまったりしては意味がありません。
身体にいいフードをおいしく食べてもらうために、フードを適切に保存することは飼い主の役目です。
では、どのように保存すれば品質を保つことができるのでしょうか。
ドライフードの場合は、光が当たらない場所で袋を密封し、カビや雑菌が繁殖しないよう乾燥材を入れるのがおすすめです。
冷蔵庫での保存は、庫内から取り出した時に結露が発生し、カビの原因になるため控えましょう。
ウェットフードの場合は、清潔な密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。

 

2-1.ペットフードの種類によって保存方法が変わる

ペットフードには、ドライフード、セミモイスト、ウェットフードなどの種類があります。
それぞれ、フードに含まれている水分量によって種類分けされていて、ドライが10%、セミモイストが25~35%、ウェットが75%もの水分を含んでいます。
フードは水分量が多い方が腐りやすく、水分量の高いウェットフードは開封後早めに食べさせなければなりません。
どうしても保存する場合は、密封容器に入れて冷蔵庫で保存し、1~2日以内に与えましょう。
ドライタイプの場合は、開封後も比較的保存がききますが、酸化やカビから守るために専用のフードコンテナに入れてできるだけ空気に触れさせないようにするのがおすすめです。

 

2-2.開封後は出来る限り早めに消費

ドライタイプのドックフードであっても、空気に触れるごとに劣化は進みます。
ですので、開封した後は早めに与え切りましょう。
消費量が多い大型犬の場合は容量が多いフードでも問題ありませんが、小型犬は注意が必要です。
小型犬の場合は、小分けに包装されたフードであれば、短期化で無理なく消費できるのでおすすめです。
また、真空状態を保つことができる食料品用の真空容器や、犬猫フード用の真空フードストッカーなども発売されていて、これらを利用するのもおすすめです。
いつも愛犬のドッグフードを購入しているショップで探してみたり、問い合わせてみたりされてはいかがでしょうか?

3.タイプ別ドッグフードの保存方法

適切に保管しないと、おいしさを損なったり、ワンちゃんの健康にも影響を及ぼしたりするドッグフード。
ドッグフードは、タイプによってその適正な保管方法が違います。
フードの種類は含まれている水分量によって大きく2つに分けられ、ドライタイプとウェットタイプがあります。
ドライタイプは、水分量が少ないため常温で比較的長期間保存が可能です。
ウェットタイプは、水分量が多いので基本的には開封後の保存はおすすめできません。
ただし、1日~2日以内で適切に保存している場合においては、健康に害を及ぼすことは少ないようです。

 

3-1.ウェットタイプの缶詰やレトルトパックは容器を変えて保管

ウェットタイプのドッグフードは、開封前であれば長期間保存が可能です。
ただし、開封後は早めに食べきらないと痛んでしまう可能性があります。
もし保存する必要がある場合は、清潔な密封容器に入れ替えて冷蔵庫で保存し1日~2日の間に消費しましょう。
入れ替える容器に雑菌が繁殖していると、せっかく適切に保管していても意味がありません。
容器は、しっかり洗ったのちに熱湯消毒をして良く乾かしてから使うようにしましょう。
使用する容器は、食料品用なら人が使うものと区別します。
多くのショップで、ワンちゃん用の容器も取り扱われていますので、フードと一緒に購入するのもいいかもしれません。

 

3-2.特に夏場は開栓後は冷蔵庫に!

あまりおすすめはしませんが、冬場や涼しい時期であれば、冷暗所で保管しても問題がない場合もあります。
ただし、夏場や梅雨の時期はとても危険です。
特に水分量が多いウェットタイプのドッグフードは、夏場の暑さで腐りやすいです。
また密封されていない場合は、菌がより繁殖しやすくなります。
もし腐っているドッグフードをワンちゃんに与えてしまったら、下痢や嘔吐を引き起こしてしまいます。
ひどい場合は、脱水症状に陥る場合もあると言われているのです。
開封後はできるだけすぐに、清潔な容器に入れて密封し、冷蔵庫で保存しできるだけ早く消費することがおすすめです。

 

3-3.ドライタイプは小分けして冷暗所に保管

比較的長期間、保存ができるドライタイプのドッグフードですが、油断は禁物です。
ドライタイプのものは、開封後1カ月以内に消費することが薦められています。
ですので、小分けになっているものを選ぶことが一番おすすめです。
もし、今与えているドッグフードは容量が多いものしか発売されていないという場合は、開封してすぐに小分けに密閉して冷暗所に保管しましょう。
ドッグフードは空気に触れるたびに酸化が進みます。
小分けにすることで、フードを与えるたびに空気に触れるという機会を減らすことができ、ドッグフードをおいしく衛生的に保存することができるのです。

 

3-4.ジップロックやペットボトルで真空保管が便利

小分けに保管するための容器は、ペットショップでたくさん取り扱われていますが、自宅にあるペットボトルやジップロックでも代用できます。
もともと人間の食用品を保存するために作られているジップロックなら、ドッグフードを入れて空気を抜けば袋の中を真空状態にすることができ、安心して保管できます。
ペットボトルも同じく利用できますが、もともと入っていた飲み物の匂いがきつい場合はドッグフードにその匂いが移る場合があります。
ワンちゃんが苦手な匂いの場合は、食べなくなることもあるので利用する前にしっかり洗浄することを忘れないように注意しましょう。