犬 フケ

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そもそもフケって何なの?

犬 フケ

フケは人間にも見られますが、犬にも見られることがあります。
毎日のブラッシングの際に、愛犬の背中の毛に白い粉が付着しているのを見てびっくりしたことはありませんか?
「シャンプーをしているので不潔にしていないはず・・・なんだろう?」と不思議に思ったのではないでしょうか?
この白い粉の正体として可能性が高いのは、やはりフケですね。
フケは新陳代謝で剥がれ落ちた古い皮膚の事で、多少のフケは出て当然なので気にする必要はありません。
しかし、フケが異常に多い場合や犬が皮膚を頻繁に掻いている時は、皮膚を傷つけフケがひどくなることもありますので対策が必要です。

 

フケの原因と対策について

肌が乾燥している

乾燥している季節には肌が痒くなることがあるように、犬も同様に空気が乾燥し始めると皮膚が剥がれやすくなり、かゆみを伴ってフケが発生しやすくなります。
乾燥して肌がかゆい時は、激しく掻きむしってしまうことで皮膚を傷つけ、皮膚炎へと炎症が大きくなってしまうこともありますので注意が必要です。
もし犬が激しく体を掻きむしっている時には、お肌の保湿ケアを気にしなければいけません。
犬に最適な湿度は約60%ですので、加湿器などを使って乾燥の激しい季節は湿度に気をつけましょう。
また、犬用の保湿クリームやベビーオイルを薄めたものを使用し、マッサージすることで肌を乾燥から守ってあげましょう。

 

カビや細菌

シャンプーをした後や水遊びをした後、すぐに乾かさず毛が湿ったまま放置していませんか?
毛が湿った状態のまま放置していると、カビや細菌が繁殖します。
カビは、古くなった皮膚を食べて分解しますので、皮膚は防衛反応で皮膚の生成スピードを上げてしまうため、フケの原因になります。
また、カビが分解した老廃物もフケとなり、白く粉が吹いたようになってしまいますし、雑菌が繁殖して皮膚炎を起こしてしまう可能性もあります。
シャンプーや水遊びをした後は、自然乾燥するのではなくドライヤーできちんと毛を乾燥させてあげましょう。

 

食事

食事の内容もフケに影響を与える事があります。
まずは水分の摂取に気を配りましょう。
きれいな水がいつでも飲める環境をつくり、一日に必要な水分量を摂取させることが、皮膚の乾燥を防ぐためには必要です。
また、ダイエットなどで油分の少ないタイプのドッグフードを与えていると、犬の体に必要な油分が不足し、皮膚が乾燥してしまうこともあります。
その他には、古く酸化したドッグフードを食べていると、質の悪い油分のせいでフケが発生しやすくなります。
アレルギーを持っている愛犬であれば、知らず知らずのうちにフードに混ざっているアレルゲンが悪さをし、皮膚にかゆみが出てフケになる可能性もあります。
愛犬の健康をきちんと保つためにも、動物病院でダイエットの相談や食物アレルギーについて検査してみるのも良いですね。

 

ストレス

犬はストレスによってもフケを発生させてしまう事があります。
動物病院で診察を受けたり、シャンプーカットなどでドッグサロンを訪れ他の犬たちと長時間一緒にいたりと、瞬間的に強いストレスを受けた場合、フケを伴って脱毛する場合があります。
病院やペットサロンから帰宅した時にはゆったりとした時間を過ごし、ストレスの緩和を心がけましょう。
また、引っ越しなどによる生活環境の変化にもストレスを受けてしまうのです。
犬にとっては毎日散歩に行き、いつものコースをのんびり歩いたり、少し違った場所を走ったりすることもストレス解消にはとても有効です。
お部屋の中でもお気に入りのおもちゃで十分遊んであげる時間を持つことが重要です。

 

シャンプーの方法

シャンプーは月に1~2回行うのが最適です。
あまり洗いすぎてしまうと、皮膚の必要な油分まで取り過ぎてしまうので、皮膚炎を起こしたり、かゆみを伴うことになりかねません。
シャンプーの残りがフケの原因になったり、皮膚にかゆみを伴うことも考えられますのでしっかり泡立てて洗った後はすすぎをしっかりしてあげましょう。
また、シャンプーの成分にも気をつけてあげなければいけません。
フケの発生がひどい場合や体をかゆがっている様子が見受けられた時には、シャンプーを変えてみることも必要ですね。
ただし、間違っても人間用のシャンプーを使わないよう注意しましょう。
人間用のものと犬用のものではPHが違いますので、犬には合いません。

 

病気

あまりひどく掻きむしったり、フケがものすごく多い場合には、病気が原因になっている可能性もあります。
犬のフケトラブルで考えられる病気としては、ツメダニ症、膿皮症、続発性脂漏症、疥癬(かいせん)などが挙げられます。

 

ツメダニ症

寄生虫の感染が原因で、症状としてはフケをはじめかさぶたや発疹が出る事があります。
人間にも感染しますので気をつけてください。

 

膿皮症

皮膚の上で菌が異常繁殖し、化膿し膿が出てしまう状態です。
体の免疫力が低下した状態や老犬に多く見られます。

 

続発性脂漏症

アレルギーや寄生虫の感染、ホルモンの分泌異常などから起こり、皮膚の新陳代謝が異常に早くなってしまう病気です。

 

疥癬(かいせん)

ヒゼンダニによる皮膚病で、ものすごい痒みを伴います。
フケと共に脱毛がひどくなってしまう場合は、アトピー性皮膚炎やホルモン異常を疑ってみるべきです。

 

あまり皮膚を掻きすぎてしまうと、脱毛症になって毛が生えてこなくなる恐れがあります
愛犬の様子がおかしいなと感じたら、早めに動物病院を受診し、薬での治療を開始しましょう。

 

飼い主が他にできることは?

愛犬のフケを防ぐためには、飼い主は他にどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?
まず一番大切なのは、ノミやダニの発生を防ぐよう部屋を清潔に保つ事です。
掃除をこまめに行い、抜け毛やチリ埃などを拭き取り、アレルギーの発生を抑えましょう。
ハウスダストやほこりを除去してくれる空気洗浄機を使用されている方も多いですね。
空気清浄器には消臭効果もありますので、犬を飼っているご家庭にはとてもおすすめです。
また、散歩時に草むらへ行かせないことも重要です。
草むらにはノミやダニがたくさんいる可能性がありますので、なるべく避けるようにしましょう。

 

毎日のブラッシングも重要

ブラッシングは毛の中に紛れ込んでしまったゴミを取り除いたり、毛並みを整えたりするだけでなく、皮膚の血行を良くする働きがあります。
毎日の散歩から帰った後などは、スキンシップとしてブラッシングを行うことがおすすめです。
ブラッシングではあまり力を入れ過ぎず、毛先の方から少しずつ絡まった毛をほぐすように優しく行いましょう。
また、少し臭いが気になる場合にはいつものブラッシングに重曹を使ってみる事をおすすめします。
ブラッシング前に重曹を直接ふりかけ、手でマッサージした後ブラッシングしてみてください。
気になっていた臭いはとれてスッキリするはずです。